パソコラ・スマコラ(PC・スマホに関するコラム集)

 
愛の目盛り・「メモリー」前編 2005/02/27
 我が愛するパソコンの動きがとろくなった。2002年購入から早くも3年の月日が経 とうとしている。購入当時、格安モデルの搭載メモリ容量は256MB。それが、インタ ーネット販売の特典が付いて512MBへの増設が無料だった。
 ここらで、一気に1GBへの増設を試みることにしたが、これまたメモリの種類が 増えて困ってしまう羽目に。95年当時のパソコンのメモリの主流は「SIMM」。これは 同じ容量のメモリを2本ペアで装備するしくみだった。これは不便極まりなかった。 大幅に増設しようモノなら、今まで搭載していた少容量のメモリを無駄に棄てなけれ ばいけなかったからである。
 ところが、最近主流の「DIMM」では単体で増設が可能である。これまで使ってき たメモリもそのまま生かすことができる。空きソケットが存在するのであれば、増設 しない手はない。
 早速、「取り説」を引っぱり出して、このパソコンに合うメモリを調べる。その結果 は、「168ピン/DIMM」/SD RAM /3.3V/パリ無し/ PC133MHz/512MB」との こと。
 これをメモして、家電量販店へ向かった。店内でまず驚いたのが、メーカー品とノ ーブランド品の価格の差異である。メーカー純正だと、13000円前後、一方のノーブ ランドは7500円前後である。店員にその価格の違いを聞いてみる。
 「相性の保証の違いです」
が、その解答であった。つまり、メーカー製の場合は、相性が合わなくて使えないと きは、「文句が言える」ということ。ノーブランドでは「泣き寝入り」となる。(後編に続 く)

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