パソコラ・スマコラ(PC・スマホに関するコラム集)

 
嗚呼、ウイルスソフト再び 2004/04/11
 インターネットや各種デジタルのマス・メディアが情報を伝える時代においても、昔 ながらの新聞はやっぱり便利で手軽だ。世の関心事をズバリと心得ている。昨日 のY新聞夕刊のIT面に興味深い記事が載っていた。
 「ウイルスの進入から自分のパソコンを守るのは当然にしても、経費がかかり過 ぎる」
といった内容である。更に紙面上では、ご丁寧に、無料のウイルス検知ソフトや格 安の撃退ソフトを紹介してくれていた。
 記事内の「対ウイルスソフトの経費問題」については私も同感である。始めから組 み込まれていたその手のソフトも、或いはその後に乗り換えたソフトも、使用期限な るものが存在する。ウイルス侵入の恐怖に怯えて、普通なら更新を余儀なくすると ころであるが、他の会員更新の手数料とは違って、その代金は決して安くはない。
 その昔、世に「Windows 95」が登場した頃は、それほどウイルス・ソフトは重要なも のではなかった。一度インストールすれば、他のアプリケーションと同じ頻度で、バ ージョンアップすればよかった。むしろ、勝手に起動してくるのが面倒で、アンインス トールするユーザーも多かったに違いない。
 今やこの手のアンチ・ウイルス・ソフトを供給するメーカーは、「さぞかし儲けてい ることだろう」と想像したとたんに、ある余念が心をよぎった。
 ウイルスとウイルス撃退の研究を同一にしてしまえば、これほど未来永劫に儲か る話はないのではないか。最近、サスペンス番組に関したコラムが多い管理人の 勘ぐりだろうか。
 
 

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